お洋服のお手入れについて_補足

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こんにちは、ROSA BIANCAのBです。
あっという間に季節が進んで、朝晩は寒いぐらいとなりました。
寒さに体が慣れていないこんな時期は体調を崩しやすいもの、
皆様もどうぞお気を付け下さい。

さて、先日のお洋服のお手入れについてのお話、
お客様からご質問などいただいたので、補足をさせていただきます。

クリーニングに出す、出さないの判断についてですが、
基本的には品質表示に従ってください。
メーカーが保証するのは品質表示に従った取り扱いについてのみです。
表示外の取り扱いを行った場合は、メーカーの保証外となります。
そのため、品質表示外の取り扱いをする場合は“自己責任”なのです。


自己責任でドライマークの物を家で洗うとしても、
裏地が付いているものは、
洗えそうな素材でもクリーニングに出すことをお勧めします。
なぜなら、裏に隠れている部分に洗えない素材が含まれていることがあるためです。
お洋服は表に見える素材以外にも多くの素材が使用されています。
隠れる部分に形をキープするための芯地が入っていたり、
伸び止めのテープが見えないとこに使用されていたり、
まれにですが形状保持のため、金属素材が入っている――というケースがあります。
上手なクリーニング店の場合、
見えない部分に水に弱い素材が入っていた場合も考慮して、
傷めないように水洗いをするのですが、
知らずに洗ってしまうと、
思った以上のダメージがという事もありますので、お気を付け下さい。


また、裏地の付いた服はアイロンが難しい事も多いもの。
クリーニングのテクニック以上にホームクリーニングと違うのが、
アイロン(プレス)の技術と道具です。
実はアイロン(以下、プレス)はお洋服を美しく見せる要なのです。
お洋服の仕上がりはプレスの良し悪しで決まると言う人もいるぐらいです。
アパレル業界にはプレス屋さんというプレスだけをする業種もあります。
ここに持っていくとちょっとくたびれたお洋服もあら不思議、
新品か、それ以上に美しく仕上げてくれます。
それぐらい大切なプレスは大事、
お気に入りで裏地の付いたものなら、クリーニング店の利用をお勧めします。


これは私の方法ですが、
ホームクリーニング&クリーニングの併用もしています。
普段は家で洗って、時々クリーニング。
プレスを効かせてもらう以外に、
洗剤(溶剤)を変えることで、
ホームクリーニングで落ちなかった汚れも落ちてくれます。


裏地無しのアイテムについては、
コットン、ポリエステル、麻などはホームクリーニングでも、
特殊な加工がされていなければほぼ大丈夫。
レーヨン、キュプラ、シルクはクリーニングが無難です。
特に上記3種類の100%素材はクリーニングに出すことをお勧めします。
ウールはケースバイケース。
意外と洗えるものも多いのですが、不安な時は品質表示に従うのが一番です。
色落ちについてはおしゃれ着洗剤(中性がおすすめ)を使用、
冷水で洗うことでかなり防げますが、100%大丈夫とはいえません。
洗う前に必ず表から見えない縫い代などで色落ちチェックをして下さい。


洗濯機洗いはアイテムに合わせたコースを使用するなら有りだと思います。
その時はネットを使用する事もお忘れなく。洗濯ネットは洋服の友です。
私も普段使いのアイテムは洗濯機でも洗います。
ただ、正直なところ風合いの劣化は早まるように感じます。
洗濯機も進化しているので、大抵の物は洗濯機で洗えなくもないのですが、
一点ずつ手で丁寧に洗うのとまったく同じかというと少し違うような……。
ドラム式の洗濯機は使ったことがないので解らないのですが、
全自動の洗濯機を使っていての感想です。
とはいえ、全部を全部手洗いとはいきませんので、
アイテムごとに使い分けるのが一番だと考えています。


クリーニング&アイロンのテクニックは書き出すと長くなるので、
またの機会に譲ります。
ご質問などありましたら、ぜひお気軽にお願いいたします。
本職のクリーニング屋さんには及びませんが、
ことこういったお洋服のお手入れなら、
本職の方とは違う目線でお話し出来るかと思います。
お気に入りのお洋服を長持ちさせるために、少しでも役に立てば嬉しいです。


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