お洋服のお手入れについて_前編

こんにちは、ROSA BIANCAのBです。
風も秋らしくなり、そろそろ紅葉の便りを耳にするころとなりましたが、
いかがお過ごしでしょうか?
ご無沙汰となっておりましたdesigner's columnも久々の更新です。
どうぞお付き合いくださいね。


久しぶりのコラムは予告通り――ずいぶんと日が経ってしまいましたが
お洋服のケアについてお話しします。


まず、声を大にして言いたいこと。


『皆様、お洋服を洗いすぎです!!』


もちろん洗わなさすぎるのも大問題、なんといっても不潔です。
ですが、洗いすぎも問題が多いのです。
アトリエでお話を伺うと、
意外と皆様、『一回着たら洗いますorクリーニングに出します』と仰いますが、
アイテムによるとはいえ、それはちょっと洗いすぎです。
洗うほどお洋服は傷んで、着用感が出てしまいます。


洗っていないお洋服なんて汚れていて気持ち悪い……わかります。
私だって、汚れたお洋服はイヤです。
洗いもせず、着たくありませんし。


でも、汚れていなければ洗わなくてよいのではありませんか?
汚さないように着れば、洗わなくてもよいのでは?


お洋服のケア、一番大切なのは『汚さずに着ること』です。
汚さなければ、洗う必要だってありません。
お洋服を一番汚す原因は“汗”と“皮脂”
必ず下着を着用して、汗や皮脂を極力付けないようにする
それだけで汚れの付き具合が違います。
夏冬問わずアンダーシャツを必ず着用して、原則として肌に直接お洋服を付けない、
これが基本です。
お洋服を洗わず、アンダーシャツをガンガン洗えば良いのです。
夏場は使い捨ての脇汗パットもおススメです。


次に帰ってきてからのお手入れ、
必ずハンガーにかけ、半日から1日風を通して下さい。
体温や湿気が残っているうちにクローゼットに入れるなんてもってのほかです。
風を通した後、ホコリなどを良く落として
――ポケットがあればひっくり返してホコリを落とすことを忘れずに
洋服ブラシでブラッシングからクローゼットに入れてください。
洋服ブラシはエチケットブラシでも大丈夫ですが、
粘着性のコロコロは使用しないでください。
素材によっては表面を傷めたり、ホコリを繊維の奥に押し込んでしまう事があります。
また、ハンガーは厚みのあるしっかりしたものがベターです。型崩れを防ぎます。
ハンガーの傾斜には方向があります、傾斜している方が前、
前後正しく掛けると形が整います。
ワンピース、JSKでもティアードスカートなどスカートが重たい場合や、
肩紐で吊って着るデザインの物はピンチハンガーを使って、
ウエスト部分で吊るすことをお勧めします。


帰ってきた時点でなんだか臭いが付いている……、
そんな時は蒸気のこもった浴室に一晩吊るしみてください。
臭いが取れ、シワもこれでだいぶんと消えます。
その後、湿気が完全になくなってからクローゼットへ。
ファブリーズなど市販のケア剤を使っても同じ効果がありますが、
こちらも使用後、湿気が完全になくなったことを確認してから仕舞って下さい。


クリーニングに出す頻度はケースバイケースですが、
肌に直接触れるアイテム以外はワンシーズンに1-2度ていど、
たくさん着た時はもう少し回数を増やしてください。
また、ドライクリーニングは皮脂汚れなど油溶性の落とすことには優れていますが、
汗などの水溶性の汚れを落とすことは苦手です。
汗をたくさんつけてしまった時は、水洗いができないかクリーニング店で相談して下さい。
ほとんどのクリーニング店で水洗いコースが設けられています。
どんな素材でもですが、基本的に洗えば劣化します、
特にウールはクリーニングの出しすぎに注意です。
ウールには自然の油分が含まれています、
洗うほど油分が抜けて、風合いが変わってしまいます。
汚さずに大切に着れば本当に長く着られるのがウールです、
せっかくのウール、大切にしてもらえると嬉しいです。


続いて、お家で洗えるブラウスなどのお話です。


後編に続く→


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