着ていて楽なお洋服

こんにちは、ROSA BIANCAのBです。
桜の咲くのが待ち遠しいころとなりましたが、 いかがお過ごしでしょうか?
アトリエに一番近い桜が見られる場所はオリックス劇場(旧厚生年金会館)ですが、
毎年提灯がかけられて、なかなかおめでたい雰囲気になります。
落ち着いた桜も良いものですが、人のにぎわいの絶えない楽しい桜見も大好きです。
皆さまはいかがでしょうか?


さて、今回のdesigner's columnは“着ていて楽なお洋服”です。
ROSA BIANCAではパターンを製作するときに
“着心地の良さ”や“着ていて楽なお洋服”ということを常に意識しています。
この場合の“楽”というのはルームウエア的なリラックスという意味ではなく、
締め付けがなく、着ていて快適ということを意味しています。


なぜ“着心地の良さ”や“楽なお洋服”にこだわるか。
それは着心地の良くないお洋服や、締め付けを感じる服では、
一日中、正しい姿勢を保つことが大変だから。
お洋服の似合う、似合わないにとって、 姿勢が果たす役割はとても大きいのです。
特に大人の女性にとって、姿勢の良し悪しはとっても大事。
正しい姿勢を取るだけで見た目年齢も下がりますし、 スタイルも良く見えます。


正しい姿勢を保つには筋力が必要ですが、
20代なかばをピークに筋力は落ちてゆきます。
もちろん筋力を保つ努力は必要ですが、
20代半ばと同じ筋力を保つというのは、難しいことではないかと思います。
情けなくはありますが、私にはちょっと無理です。
では、どんなお洋服ならば姿勢を保ちやすいかと考えた結果が、
“かるくて、締め付けが無くて、着ていて楽な服”です。
“かるくて”は素材に譲るとして、
締め付けがない、これだけでも体にかかる負担が違います。
もうひとつ、疲れにくいお洋服には利点があって、
それは顔に疲れが出づらいということ。
お洋服が似合って見えるためには姿勢も大切ですが、
顔色の良さや表情も同じように大事です。


締め付けがない着ていて楽なお洋服、
伸縮のない布のお洋服の場合、これは適度なゆるみが入った服を意味します。
綺麗なシルエットのお洋服の中で体が泳いでいるイメージです。
締め付けがない着ていて楽なお洋服の良いところに、
一日の中での体型変化をフォローしてくれるというのもあります。
女性の体はとてもデリケートなので、
周囲の環境の変化でむくみが出てしまったり、
ご飯を食べたりなどちょっとしたことで微妙に体型が変わります。
着ていて楽な適度なゆるみが入ったお洋服の場合、
お洋服の中で体が泳いでいるので、多少の変化なら外に響かないのです。


これらのことはROSA BIANCA以外のお洋服にも当てはまるので、
ご試着の時、ぜひチェックしてみてください。
脚が一番むくむ時間帯に靴を買うのが良いと言われるのと同じで、
お食事の後にお洋服を試着するのも良いかもしれません。
ご飯の後に着て綺麗に見える服なら、どんなときにもスタイルを綺麗に見せてくれます。


ただし、着ていて楽なお洋服はイコール“伸びる服”ではありません。
(素材や仕様によっては伸びる服のこともあります)
体に負担をかけにくく、姿勢の保持を楽にすることでスタイルを良く見せ、
一日の体型変化はフォローしてくれますが、
サイズが変わるような体形変化を隠してくれるわけではありません。
それは頭の片隅に置いて、
着心地の良い服で楽しく一日を過ごしていただけると嬉しいです。


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